一所懸命
2018-02-12
私はずっと「誠心誠意すごくがんばること」=「いっしょうけんめい」=「一生懸命」と思ってきました。
しかし、百田尚樹著『日本国紀』の鎌倉時代の章を読んで、これからは「一所懸命」と書こうと思いました。
鎌倉幕府は全国に御家人を置いて所領を与え、御家人はその土地を大切に守って幕府への忠誠を誓ったそうです。
この自分の土地をしっかり耕し、命を懸けても守り抜くということが「一所懸命」の語源とのこと。
このご時世、転職は自分をステップアップするための手段でもあり、珍しくありません。
頑張り抜くことが誓える場所が見つからなければ探し歩くことになるのかもしれませんが、この一つの場所で頑張り抜くことを自ら誓う決意も必要なのではないかとも思えました。
これからも、自分の身の丈を知って、こつこつと一所懸命がんばります。
