中田社会福祉士事務所から中田雅章先生をお招きし、「心理的安全性と働きやすい職場づくり」というテーマで研修を行いました。

職場には、介護職員、看護師、厨房職員、相談員、ケアマネジャー、事務所職員と様々な職種の人が働いています。また、役職者、一般職、パート職員と雇用形態も様々です。その中で、ご利用者様が安心して過ごしていただける施設を目指し日々業務にあたっていますが、少し立ち止まって考えてみようとこの研修を開催しました。

今回の研修で印象深かったことは、まず利用者様は、リレーで言うと第４コーナーを回ったあたりで施設に入所されているイメージだということ。また、ご本人が、施設に入所することを「ああ、もう終わりだ」と思うのか「入ってみたら意外と過ごしやすい」と思うのかは、私たち介護をするもの次第だということ。大きくとらえるとその方の最期を幸せにすることができる仕事だということです。

また、職員同士の関係性を築く上で、心理的安全性を保つことが大切だと学びました。特に雑談をすることでコミュニケーションを取るきっかけになるということでした。ご利用者様を放っておいて話すということではなく、職員同士話すことでその人の考え方や感情が伝わり、それを積み重ねていくとその人がどういう人か分かってきます。とても良いことだと思います。また、職員満足度アンケートを取ってみることもひとつのアイデアとして良いのではと思いました。

今回の研修では、講義のあとにグループワークを行いました。各々、明日から利用者様とどう接しようかと考えた職員、職員同士でコミュニケーションを取ってみようと思った職員など、意見が交わされました。大事なことは、他人事ではなく、自分事としてとらえることだと感じています。

福渡の八幡神社の秋祭りが１１月２日（日）に執り行われ、旭水荘にも神輿神楽の御一行が立ち寄ってくださいました。

昨日までぐずついた空模様でしたが、今日はまさに秋晴れ。

日差しが温かく、日向ぼっこを兼ねて大勢のご利用者様が駐車場に集まりました。

みなさん小さな子供さんの獅子舞を、目を細めて見つめていました。

今では担ぎ手が少なくなって、神輿もトラックでの移動ですが、旭水荘で「わっしょい、わっしょい」と威勢よく担いでくださいました。

最後に獅子が一人ずつ頭を噛んで回ってくださって、みんな大喜びでした。

獅子に頭を噛んでもらうと健康でいられるとか、いいことがあるとか・・・

今年も五穀豊穣に感謝です。